FIREを考え始めると、こんな疑問が浮かぶ人もいるかと思います。
「住宅ローンが残っているうちは、FIREなんて無理なんじゃないか?」
私も長い間そう思っていました。
持ち家があり住宅ローンが残っている状態で仕事をセーブしたり、
辞めたりするなんて、現実的ではない気がしたからです。
ただ、いろいろと考えを整理していくうちに、
「住宅ローンがある=FIREを考えてはいけない」わけではない
そう感じるようになりました。
この記事では、住宅ローンを抱えた状態で、自分がFIREを
どう捉えているのかを正直に書いてみようと思います。
住宅ローンがあるとFIREは無理なのか?
結論から言うと、「完全FIRE」を前提にすると、かなり厳しい
というのが率直な感想です。
住宅ローンは、毎月必ず出ていく固定費です。
自分の場合は、
- 住宅ローン残高:2,000万円代中盤
- 月々の返済:約11万円(夫婦で折半)
ローンがある限り、この支出は避けられません。
投資資産だけで生活費+住宅ローンをすべて賄うとなると、
相当な資産額か、かなり保守的な生活が必要になります。
だからこそローンがある状態での「完全FIRE」は現実的ではない
そう考えています。
なぜ「完済前」でもFIREを考え始めたのか
一方で「ローンを完済するまで、FIREについて一切考えない」
というのもちょっと違和感がありました。
理由はシンプルで、
- 完済までまだ時間がかかる
- その間も人生は進んでいく
- 働き方やお金との距離感は調整できる
と思ったからです。
完済する60歳まで待っていたら今よりもやりたいことが絞られてしまう
可能性があります。色々体にガタが来ていることを考えると
今でも遅いくらいに感じています。
FIREは「0か100か」ではなく、
グラデーションのある考え方だと思っています。
ローンがあっても、
- 働く時間を減らす
- 収入への依存度を下げる
- 精神的な余裕を作る
こうしたことは段階的に実現できるのではないかと考えます。
住宅ローンがある状態で意識している3つのこと
① 住宅ローンは「固定費」として割り切る
ローンは感情的に考えると重くなりますが、
実態は「長期の固定費」です。
賃貸と違い簡単には変えられない側面はありますが、
感覚的には家賃を払うのと同じです。
毎月の返済額が家計に対して過度な負担でなければ、
必要以上に恐れるものではないと考えています。
② 投資資産は「ローン完済用」ではなく「選択肢を増やすもの」
投資資産を「いつかローンを一括返済するためのお金」
とは考えていません。もちろん一部を繰り上げ資金として
管理はしていますが、
今は、
- 生活の余裕を作る
- 働き方の自由度を上げる
ための資産として捉えています。
③いつでも返済はできるという安心感と利回り
3000万円があればいつでも全額返済はできます。
もちろん返済してしまえば手元にほどんど残らない状態になってしまいますので、
繰り上げ返済をするつもりはありませんが安心感はあります。
また3000万円を投資に回しているので、ローンの金利よりも投資の利回りのほうが
高い状態を維持できているため、無理をして繰り上げ返済をせずに、
投資を続けたほうが結果的に効率的に資産を増やしつつ返済ができるということになります。
この考えにたどり着いたときちょっと世界が広がった感覚をよく覚えています。
④ 共働きという前提を活かす
夫婦共働きであることは、リスク分散になります。
どちらか一方が働き方を調整しても、
すぐに生活が立ち行かなくなるわけではありません。
この前提があるからこそ、
サイドFIRE的な考え方が現実的になっているのは確かです。
完全FIREではなく、サイドFIREという選択
住宅ローンがある状態では、
- 完全に働かない
- 収入をゼロにする
という選択は、今の自分には合っていません。
一方で、
- 収入の柱を複数持つ
- 働く量を調整する
- 「いつでも辞められる」状態を目指す
こうしたサイドFIREの考え方は、
住宅ローンがあっても十分に成立すると感じています。
今後どうするかは「状況次第」でいい
正直なところ将来的に住宅ローンをどうするかはまだ決めていません。
- 繰り上げ返済するかもしれない
- 投資を優先するかもしれない
- 働き方が変わるかもしれない
大事なのはその時の状況に応じて選べる余地を残しておくことだと思っています。
まとめ:ローンがあっても、FIREを考えていい
住宅ローンがあるからといって、
FIREについて考えること自体をやめる必要はないと考えます。
- 完全FIREがすべてではない
- 段階的なFIREも立派な選択
- 無理して繰り上げ返済する必要はない
- 今の現実に合った形を選べばいい
このブログではそんな「ほどほどなFIRE」の考え方を、
これからも書いていこうと思います。


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