FIREを目指している、と言うと
「気楽で良いね」と言われることがあります。
ある意味仕事から解放されることは間違いありません。
ただ正直に言うと、いまの自分が一番強く感じているのは、
ワクワクよりも「怖さ」です。
資産も今後の長い人生を考えるとまだまだ安心できる金額にはないと思いますし、
不安は消せません。ただそれよりも怖いものが存在します。
この記事では、FIREが見え始めた段階だからこそ感じている
「いま一番怖いこと」について、
きれいごと抜きで書いてみようと思います。
FIREに憧れていた頃の自分
FIREという言葉を知った当初は、
正直かなり前のめりでした。
「できるだけ早く仕事から解放されたい」
「自由な時間を自分のものにしたい」
そんな気持ちが強く、FIRE系や投資系のYouTubeをひたすら観たり、
資産額やシミュレーションの数字ばかりを見ていたと思います。
当時はFIRE=不安からの解放
というイメージを、どこかで持っていました。
資産が増えても、不安が消えなかった理由
実際に資産が増えてくると、
少し安心する場面はありました。
ただ、それと同時に、
別の種類の不安も出てきました。
- 相場が下がったらどうなるのか
- いまの生活水準を維持できるのか
- 本当に仕事を辞めて後悔しないのか
サイドFIREに近づけば近づくほど
「失うかもしれないもの」も具体的に見えてくるようになった気がします。
いま一番怖いのは「お金」ではなかった
FIREについて考える中で、
今いちばん強く感じている不安は、
お金そのものではありません。
それは一度選んだ道を、簡単には引き返せなくなることです。
仕事を辞めることで失うもの、社会との距離感、
選択肢が狭まる感覚。
そういったものを想像すると、
「本当に今なのか?」と立ち止まる自分がいます。
住宅ローンがあるからこそ感じる現実
住宅ローンがある状態でFIREを考えると、
どうしても現実的な視点が強くなります。
毎月の返済、将来の金利、生活費とのバランス。
ローンがあること自体が悪いとは思っていませんが、
「完全に身軽ではない」という事実を
常に意識させられます。
だからこそ今の自分には完全FIREよりも、ほどほどに働き続ける選択の方が
現実的だと感じています。
それでもFIREを考え続けている理由
それでも、FIREという考え方自体を手放したわけではありません。
生き方を選べる状態でいたい。
生活を自分でコントロールできる余地を残したい。
そのための一つの指標として、
FIREという概念を今も参考にしています。
目指すかどうかよりも、
どう向き合うかの方が大事なのかもしれません。
いまの自分なりの結論(暫定)
今のところの結論は、とてもシンプルです。
「怖さを無視してまで、急ぐ必要はない」
完全FIREを目指さない選択も、
立ち止まって考え続けることも、
今の自分にとっては十分意味があると感じています。
この考えが数年後に変わっている可能性もあります。
ただ少なくとも今は、
この感覚を正直に残しておきたいと思いました。
※本記事は、筆者個人の経験や考えをまとめたものであり、
投資や働き方に関する助言を目的としたものではありません。


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